グローバルサイト構築における世界・国内主要企業の状況と事例

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企業のグローバル化の進展に応じて、グローバルサイトを開設する企業は少なくありません。
世界・日本国内の主要企業におけるグローバルサイトの開設状況とグローバルサイトのデザイン事例をご紹介します。

グローバルサイト構築 世界・国内の状況と事例

グローバルサイトの開設状況【世界・国内主要企業】

地域業種によって、グローバルサイトの開設状況に違いが見られました。

  • 英語を母国語としない企業の開設が多い
  • グローバルに事業を展開する企業の開設が多い
  • 製造業・運輸業の開設が多い
  • 世界では世界全体へ向けた情報発信を充実している企業が多い

グローバルサイトの開設率

国内主要企業が世界主要企業より、グローバルサイトの開設率が高くなっています。
国内主要企業には世界での情報発信や企業ブランディングの主要ツールとして、グローバルサイトを必要とするケースが見られます。

世界・国内主要企業グローバルサイト開設率のグラフ 世界:開設あり16.2%、開設なし83.8% 国内:開設あり23.8%、開設なし76.2% 

グローバルサイトの地域別開設率

ヨーロッパ(欧州)のグローバルサイト開設率が最も高く、アジアが続きます。
欧州では英語を母国語としない国も多く、グローバルサイトの開設率が高くなっています。

世界主要企業地域別グローバルサイト開設率のグラフ 欧州24.1%、アジア14.0%、北米12.7%、中南米8.3%

グローバルサイトの国別開設率(Fortune Global500掲載社数の上位10カ国)

日本イギリス(英国)オランダの順でグローバルサイトの開設率が高くなっています。
英語圏ながら英国の開設率が高い要因として、北米市場への志向があるとみられます。

世界主要企業国別グローバルサイト開設率のグラフ 日本38.5%、英国37.5%、オランダ36.4%、スイス28.6%、ドイツ20.7%、米国19.0%、韓国18.8%、フランス9.7%、カナダ7.7%、中国6.7%

グローバルサイトの業界別開設率

国内の電気・精密機器機械・輸送用機器医薬品鉄鋼・金属運輸でグローバルサイトの開設率が高くなっています。事業の海外進出の状況が影響しているとみられます。

世界主要企業業界別グローバルサイト開設率のグラフ 電気・精密機器:世界42.9% 国内60.8%、食品・日用品他:世界41.7% 国内40.0%、機械・輸送用機器:世界28.3% 国内47.4%、化学・素材:世界25.9% 国内23.4%、情報・通信:世界23.3% 国内13.3%、医薬品:世界22.2% 国内47.1%、エネルギー:世界11.9% 国内0%、建設:世界10.0% 国内0%、流通・小売:世界9.8% 国内9.3%、鉄鋼・金属:世界9.1% 国内16.7%、運輸:世界4.5% 国内20.0%、金融:世界2.6% 国内3.3%、不動産:世界0% 国内6.7% サービス:世界0% 国内0%

グローバルサイトのタイプ別割合【世界・国内主要企業】

日本ではコーポレート型が最も多く約7割を占め、世界に比較しゲートウェイ型の割合が高くなっています。世界ではメディア型が約5割を占め、グローバルな情報発信を重視する傾向がうかがえます。

グローバルサイト構築のポイントと各タイプの特徴については、以下のページをご参照ください。

グローバルサイトのデザイン事例【世界・国内主要企業】

ゲートウェイ型グローバルサイトのデザイン事例

コーポレート型グローバルサイトのデザイン事例

メディア型グローバルサイトのデザイン事例

世界主要企業サイト/国内主要企業サイト グローバルサイト調査 2020年8月版

調査内容:「FORTUNE GLOBAL500 2020」の掲載企業、および「JPX日経400」の選定企業のグローバルサイト開設状況

調査方法:PCによる目視調査

調査期間:2020年8月24日~8月27日

調査対象サイト数:世界主要企業 500サイト/国内主要企業 400サイト

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Webサイト構築サービスおよびグローバルサイト構築のポイントをぜひご参照ください。

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