PC・スマホ(スマートフォン)・タブレットにおけるWebブラウザシェア率/使用率のランキングと推移について、日本国内と世界全体に分けて2024年12月の最新調査結果をご紹介します。
日本のブラウザシェアはスマホ・タブレットでは、世界と大きく異なるため、2025年の動向も注目されます。
参考:Statcounter Global Stats Browser Market Share


- 日本・世界ともにGoogle Chromeのシェアが最も高い
- 日本のPCではMicrosoft Edgeが20%以上を維持
- 日本のスマホではSafariの低下が継続
- 日本のタブレットではSafariが一転増加
Webブラウザシェア率ランキング(PC)
2024年12月のランキングに大きな変動はありませんでした。
Webブラウザシェア率ランキング(日本)
Google Chrome、Microsoft Edge共に、わずかながらシェアが低下しました。
Firefoxがシェアを伸ばし、Safariは一定のシェアを維持しています。
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 63.3% | 65.6% | 65.0% | 66.1% |
2位 | Microsoft Edge | 20.7% | 21.0% | 22.5% | 20.5% |
3位 | Mozilla Firefox | 8.2% | 5.8% | 5.6% | 5.8% |
4位 | Safari | 5.7% | 5.6% | 5.0% | 5.4% |
Webブラウザシェア率ランキング(世界)
Google Chrome、Microsoft Edge、Safari、Firefoxともに、2024年は年間を通し大きな変動はなく、一定のブラウザシェアを維持しています。
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 66.8% | 64.9% | 64.7% | 64.8% |
2位 | Microsoft Edge | 13.2% | 13.8% | 13.4% | 13.0% |
3位 | Safari | 8.5% | 9.2% | 9.0% | 8.8% |
4位 | Mozilla Firefox | 6.1% | 6.6% | 6.5% | 7.6% |
Webブラウザシェア率の推移(PC)
日本・世界ともにGoogle Chromeが圧倒的で、今後もシェアを維持すると見られます。
Microsoft Edgeは、Windows標準ブラウザとして企業での利用もあり、日本では20%以上を維持し、世界でも上昇傾向にあります。


Webブラウザシェア率ランキング(スマホ)
2024年12月のランキングでは、日本でもGoogle ChromeがSafariを逆転し、世界と同様に1位になりました。
Webブラウザシェア率ランキング(日本)
Google ChromeがSafariを約2ポイント上回りました。日本におけるiPhoneのシェア低下が影響していると見られます。
参考:Statcounter Global Stats Mobile Vendor Market Share Japan
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 48.0% | 45.6% | 45.2% | 45.2% |
2位 | Safari | 46.2% | 47.8% | 48.9% | 49.0% |
3位 | Samsung Internet | 2.1% | 2.4% | 2.5% | 2.2% |
Webブラウザシェア率ランキング(世界)
大きな変動はありませんが、Google Chromeがシェアを伸ばし、Safari、Samsung Internetがわずかに低下しました。
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 69.8% | 66.7% | 67.0% | 64.7% |
2位 | Safari | 21.5% | 23.0% | 22.9% | 25.1% |
3位 | Samsung Internet | 3.5% | 3.9% | 4.3% | 4.4% |
Webブラウザシェア率の推移(スマホ)
日本では2023年以降、Safariの低下が続き、逆にGoogle Chromeは上昇し続け2024年12月に逆転しました。
世界ではGoogle Chromeが、ほぼシェア70%に到達しました。


Webブラウザシェア率ランキング(タブレット)
2024年12月は、日本でGoogle ChromeとSafariが、ほぼ同率で並びました。
Webブラウザシェア率ランキング(日本)
Google Chromeが2024年6月以降、シェア1位を継続していますが12月は低下し、逆にSafariが上昇しました。
日本では、iPad(Apple)のシェアが7割を超え、上昇傾向にあることが影響していると見られます。
参考:Statcounter Global Stats Tablet Vendor Market Share Japan
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 43.1% | 45.5% | 45.8% | 39.8% |
2位 | Safari | 43.0% | 40.1% | 41.6% | 45.3% |
3位 | Android | 11.8% | 12.1% | 10.9% | 13.1% |
Webブラウザシェア率ランキング(世界)
年間を通し、ランキングに目立った変動はありませんでした。
Google Chrome、Safari、Android共に、一定のシェアを維持しています。
ブラウザ名 | 2024年12月 | 2024年9月 | 2024年6月 | 2024年1月 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Google Chrome | 49.9% | 50.8% | 48.0% | 48.0% |
2位 | Safari | 32.5% | 34.0% | 36.0% | 36.0% |
3位 | Android | 15.0% | 12.5% | 13.7% | 13.5% |
Webブラウザシェア率の推移(タブレット)
日本・世界ともにSafariのシェアが継続的に低下していましたが、日本では2024年12月にSafariがわずかながら上昇し、逆にGoogle Chromeが低下しました。今後、日本と世界の動向が変わっていくのか注目されます。


Webブラウザシェア率/使用率についてのFAQ
Webブラウザの種類には何がありますか?
Google Chrome(グーグルクローム)、Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)、Safari(サファリ)、Mozilla Firefox(モジラファイヤーフォックス)、Opera(オペラ)などが、代表的なブラウザの種類です。その他にも、安全性の高いブラウザとして、Brave(ブレイブ)やVivaldi(ヴィヴァルディ)も知られています。
ブラウザのおすすめは何ですか?
セキュリティとプライバシーを兼ね備えた安全なブラウザがおすすめです。
Google Chromeはトップシェアで、安全性のためのアップデートが頻繁に行われる、おすすめのブラウザです。Microsoft Edgeはセキュリティホールに非常に迅速に対応し、Safariもセキュリティやプライバシーに非常に真剣に取り組んでいるためおすすめです。Firefoxもセキュリテイが向上し、データ保護のための機能も有しています。OS(Mac・Windows)でWebブラウザシェア率は変わりますか?
Mac OSとWindows OSでは大きく変わります。
Mac OSではGoogle Chromeが約74%、Safariが約22%、Firefoxが約3%、Microsoft Edgeが約1%。
Windows OSではGoogle Chromeが約78%、Microsoft Edgeが約16%、Firefoxが約4%です。Windows版のSafariはAppleの提供が終了し、ほぼ利用されていません。(2024年12月/世界全体)
参考:NetMarketShare Browser market share国別でWebブラウザシェア率は変わりますか?
Webブラウザシェア率は国別で変わります。
ロシア、中国、韓国など、特定の国のみでシェア率が高いYandexブラウザ(ロシア)、360 Security Browser(中国)、Galaxyブラウザ(韓国)が存在するためです。中国のWebブラウザシェア率の状況は?
中国Webブラウザシェア率はPC(デスクトップ)においてはMicrosoft Edgeが約33%、Google Chromeが約30%、360 Safe Browserが約20%です。
スマホ(モバイル)においてはGoogle Chromeが約55%、Safariが約17%、UC Browserが約14%、QQ Browserが約7%です。(2024年12月)iPhoneとAndroidでWebブラウザシェア率は変わりますか?
iPhoneとAndroidでは大きく変わります。
iPhoneではSafariが圧倒的で約87%、Google Chromeは約12%です。
AndroidではGoogle Chromeが約83%、Samsung Browserが約6%、Baidu Sparkが約6%です。iPhoneと異なり、Safariは提供されていません。(2024年12月/世界全体)
参考:NetMarketShare Browser market share最新の国内と世界のブラウザシェアを知る方法は?
海外のWeb分析サービス(Statcounter Global Stats)で、国内・世界の最新の各ブラウザシェア率を知ることができます。端末別や地域・国別のブラウザシェア率の推移などがグラフで表示されます。月初めに、前月のシェア率が更新されます。
参考:Statcounter Global Stats
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