Yahoo!動画広告とは? 特徴や費用、メリット・デメリットを解説

AD

Yahoo!動画広告は、Yahoo! JAPANのトップページの右上などに掲載される動画の広告です。
動画の長所を活かすことで、幅広いお客様へ商品のアピールや、消費者に自社のブランドをより深く知ってもらうことに役立ちます。
Yahoo!動画広告の特徴やメリット、費用について分かりやすく解説します。

Yahoo!動画広告の特徴・費用

Yahoo!動画広告とは

Yahoo!動画広告とは、Yahoo! JAPANが配信するインターネット広告のうち、バナー広告などのディスプレイ広告の一つです。
日本のインターネット利用者の8割以上が日常的に利用しているYahoo! JAPANや、LINEやクックパッドなどの多くの協力サイトに動画広告を掲載し、幅広いインターネット利用者の目や耳に触れることができます。

Yahoo!動画広告とYahoo!広告全体、検索・ディスプレイ広告の関係

Yahoo!動画広告の配信先

Yahoo! 動画広告が掲載される場所は、Yahoo! JAPANのトップページやYahoo!ニュース、Yahoo!天気、Yahoo!知恵袋、スポーツナビ、Yahoo!ファイナンスなどのページに設けられている広告枠です。

Yahoo!動画広告の掲載事例
Yahoo! JAPANのトップページへの掲載例

Yahoo! JAPANの各種ページへの掲載に加えて、Yahoo! JAPANの協力企業サイトのページに掲載されることがあります。以下が協力企業サイトの一例になります。

■Yahoo!広告掲載メディア一覧(ディスプレイ広告)

Yahoo!広告の掲載メディア一覧
画像出典:Yahoo!広告 ネットワークパートナー|LINEヤフー for Business

Yahoo!動画広告の種類

配信方法の種類

予約型広告

料金、掲載期間、内容(掲載場所、表示する動画の内容など)を、事前に決めて配信する広告です。
指定したページに確実に広告配信ができ、運用型広告よりも優先して表示されることが特徴です。

運用型広告

表示回数やクリック数など結果に合わせて、料金(入札価格)や動画の内容を変更しながら、自社や代行業者で管理する広告です。
小額から利用でき、停止・再開が自由で、決められた予算内で広告運用が行えることが特徴です。

予約型広告と運用型広告の比較
項目 予約型広告  運用型広告 
課金方式広告掲載枠の買取り結果(表示など実績)に対して課金 
掲載期間掲載前に設定いつでも停止・再開が可能
配信保証表示回数(インプレッション)保証
配信期間保証
なし

表示方法の種類

インストリーム広告

動画ニュースやレシピ動画など、動画の再生途中に挿入される動画広告です。
動画ニュースの視聴中などに自然に配信されるため、インターネット利用者の注目を集めやすいという特徴があります。

アウトストリーム広告

Yahoo! JAPAN関連の様々なサービスページや、Yahoo! JAPANの協力企業サイトの広告枠に表示される動画広告です。
各サイトのトップページなどに掲載され、より多くのインターネット利用者の目に触れることができます。

インストリーム広告とアウトストリーム広告の掲載場所

Yahoo!動画広告のターゲティング機能

ターゲティング機能とは、広告を表示する対象を年齢や性別、地域などで細かく絞り込むことです。
効果的・効率的に広告を配信するには、「東京都内在住の20代~30代の女性」「リフォームで検索したことがある東京・神奈川の50代~60代」など、配信対象のグループ設定(セグメント)が重要です。
Yahoo! 動画広告(運用型・予約型)で設定できるターゲティング機能は、それぞれ以下のような項目で絞り込みができます。

年齢(運用型・予約型)
18歳~19歳/20歳~24歳/25歳~29歳/30歳~34歳/35歳~39歳/40歳~44歳/45歳~49歳/50歳~54歳/55歳~59歳/60歳~64歳/65歳~69歳/70歳以上
性別(運用型・予約型)
男性/女性/指定しない
曜日・時間帯(運用型・予約型)
月/火/水/木/金/土/日、0:00~24:00の間で設定
地域(運用型・予約型)
都道府県、市区郡単位または半径の距離で選択
例)東京都港区/埼玉県さいたま市、地図上でクリックし半径の距離を入力
デバイス(運用型・予約型)
デバイス(PC/スマホ/タブレット)、OS(Android/iOS/全てのOS)、プラットフォーム(ウェブ/アプリ/全てのプラットフォーム)
サーチキーワード(運用型のみ)
インターネット利用者が過去に検索したキーワード
例)住宅メーカーの広告:新築一戸建て/注文住宅、健康食品の広告:ダイエット/腰痛/疲労回復など
オーディエンスリスト(運用型・予約型)
Yahoo! Japanや広告主など、さまざまな情報源から特定のインターネット利用者リストを作成
例)広告にアクションを起こしたユーザーのリスト/自社サイトを訪問したユーザーのリスト/商品やサービスに興味関心を示しているユーザーのリストなど
プレイスメント(運用型のみ)
WebサイトをURLで直接指定
例)Yahoo!ニュース(news.yahoo.co.jp)のみに配信、Yahoo!オークション(auctions.yahoo.co.jp)を除く、Yahoo!関連サイト(yahoo.co.jp)に配信
サイトカテゴリー(運用型のみ)
Webサイトのカテゴリーを選択
カテゴリー:ニュース・情報系/電子メール・ストレージ/エンターテイメント/専門サイト(ライフイベント、不動産、教育、金融、医療、美容、自動車、ファッション、インテリアなど)
コンテンツキーワード(運用型のみ)
Webページやアプリの記事の内容をキーワードで指定
例)ダイエット関連記事に配信:ダイエット食品/ダイエットデー/ダイエットシュガー/ローフードダイエット/はちみつ黒酢ダイエット/寒天ダイエットなど

予約型広告の配信

トップページなど目につきやすく、閲覧されやすい場所に掲載できるため、運用型の動画広告に比べて強い印象を残すことができ、ブランドの認知度向上に適した広告といえます。

地域:店舗に近い場所など、都道府県、市区郡単位を指定し配信
デバイス:見込み客のインターネット利用を想定し、パソコン、スマホ、ウェブ、アプリなどを指定し配信
広告枠購入型:閲覧者が多いページなどの掲載枠(場所)と掲載期間を指定し配信
時間帯ジャック購入型:視聴者が集中するゴールデンアワーなど、1時間単位で時間帯を指定し配信

運用型広告の配信

詳細なターゲティングで対象を絞り込むことにより、「購入」や「購入見込み」などの成果につながる可能性が高いインターネット利用者に配信することができ、費用対効果の高い成果獲得が狙えます。

サーチキーワード:商品関連など、過去に特定のキーワードでの検索履歴がある人に対し配信
サイトリターゲティング:過去に広告主のサイトなどを訪れたことのある人に対し配信
プレイスメント:Yahoo! ショッピング、Yahoo! 知恵袋など、特定のWebサイトを指定し配信
サイトカテゴリー:ニュース・情報、不動産、教育など、サイトのカテゴリーを指定し配信
コンテンツキーワード:経済情報やエンタメなど、Webページ・アプリの記事に関するキーワードを指定し配信

Yahoo!動画広告の料金・費用

Yahoo! 動画広告の料金は、予約型運用型で課金方式が異なります。
予約型はトップページの広告掲載枠などを事前に買い取った上で配信を行います。
一方で運用型は、掲載は無料でクリックや再生などがあった分のみ料金が発生します。

予約型の代表的な広告掲載枠と費用

ブランドパネル PC
基本料金:500万円~ 
PC版Yahoo! JAPANのトップページに掲載される広告で、地域・性別・年齢などをターゲティングできます。

ビューアブルインプレッション購入型
掲載面:Yahoo! JAPANのトップページ   
掲載期間:1日間~31日間を自由設定
デバイス:パソコン
ブランドパネル SP
       基本料金:500万円~
スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページで、ファーストビューに掲載される広告です。

ビューアブルインプレッション購入型
掲載面:ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ
アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ   
掲載期間:1日間~31日間を自由設定
デバイス:スマートフォン
インストリーム MD(15秒)
                 基本料金:100万円~
動画ニュースなど、動画コンテンツの再生前や再生中に挿入されるマルチデバイス対応の動画広告です。情報信頼度の高い映像に対して広告を掲載します。

ビューアブルインプレッション購入型
掲載面:ウェブ Yahoo! JAPANの中面
掲載期間:7日間~31日間を自由設定
デバイス:パソコン/スマートフォン

運用型の課金方式と費用

クリック課金

50円~100円/1クリック            
動画広告がクリックされるごとに課金される方式です。
広告が表示されるだけでは課金されないため、主に自社サイトやランディングページへの誘導が目的の場合に利用されます。
動画再生課金

8円~10円/1再生             
動画広告が再生されるたびに課金される方式です。
動画が一定時間以上視聴された場合(CPV課金)と、完全に視聴された場合(CPCV課金)の課金方式があります。
ビューアブルインプレッション課金

数十円~数百円/1,000回          
インターネットユーザーの目に見える場所に広告表示された回数に応じて課金される方式です。
1,000回表示されるごとに費用が発生(CPM課金)します。

運用型は、クリック数や再生回数が急増すれば予算オーバーになる恐れがあるため、1日あたりの予算上限を設定しておくなど、対策を取る必要があります。

ビューアブルインプレッションとは

利用者の目に見える場所に、画像や動画の広告が実際に表示された回数です。
Yahoo!広告では、広告の50%以上の範囲が1秒以上連続して表示された際にビューアブルインプレッションとなります。

ビューアブルインプレッションの計測イメージ

Yahoo!動画広告のメリット・デメリット

メリット デメリット
効果的な宣伝効果が期待できる ×静止画・テキストより費用がかかる
商品の実際の使用風景を見せてその良さを示したり、使用中の臨場感を取り入れたりなど、動画ならではの表現で具体的な情報やイメージを伝えられるため、商品やサービスの魅力をより強いインパクトで打ち出せます。静止画やテキスト広告よりも動画制作に費用と期間が必要となります。
場面やナレーションなど、細かな修正や変更にも時間がかかるため、動画広告の制作には予算やスケジュールの面でも入念な準備が必要です。
広範囲のユーザーとの接点を持つことができる×動画広告の質に大きく左右される
Yahoo! JAPANのトップページに加え、Yahoo! JAPANが提供するYahoo! ショッピングなどのサービス、LINEなどのアプリや主要なニュースサイトなどに動画広告を掲載できるため、広範囲のユーザーに宣伝効果が期待できます。静止画の広告以上に映像やシナリオの品質など、クリエイティブの質によって視聴や印象などが左右されます。そのため、動画広告を開始し、配信したとしても求めている成果に結びつかないということもあります。
詳細なターゲティングが可能
デバイス、性別、年齢、地域など、基本的な情報や検索したキーワード、Webサイトやアプリ、自社サイトの訪問者、特定商品の利用者リストなど、様々な条件で配信対象を絞り込むことができます。

Yahoo!動画広告の成功事例については以下をご参照ください。

Yahoo!動画広告の事例

あとらす二十一ロゴ

大手企業様専門 Webマーケティングコンサルティングカンパニー

タイトルとURLをコピーしました