多言語サイトのCMS導入率調査

CMS

Webサイトの構築・運用に重要な役割を持つCMS(コンテンツ管理システム)は、多言語サイトでも広く導入されています。
東証プライム上場企業を対象に多言語サイトのCMS導入状況について調査しました。

多言語サイトのCMS導入率調査

多言語サイトのCMS導入率

東証プライム企業の約9割が多言語サイトを公開し、多言語サイトの約4割でCMSが導入されています。

言語数が5言語を超えるとCMS導入率が約5割に増加しており、多言語サイトは言語数が多くなるとCMS導入率が高くなる傾向が見られます。

多言語サイトのCMS導入率全体:40.4%,2言語:38.9%,3言語:43.8%,4言語:40.4%,5言語:49.2%対象:東証プライム企業のコーポレートサイト 2023年5月

多言語サイトのCMS製品別シェア

オープンソースCMS、国産商用CMS、海外製CMSなど、多種多様なCMS製品が利用されていますが、言語数が増えるとオープンソースCMSのシェアが低下し、拡張性が高い商用CMSが選ばれる傾向が見られます。

多言語サイトの言語別CMS製品シェア全体:オープンソースCMS=57%,商用CMS(国産)=31%,商用CMS(海外製)=11%,スクラッチ・その他CMS=1%2言語:オープンソースCMS=60%,商用CMS(国産)=31%,商用CMS(海外製)=8%,スクラッチ・その他CMS=1%3言語:オープンソースCMS=54%,商用CMS(国産)=37%,商用CMS(海外製)=9%,スクラッチ・その他CMS=0%4言語:オープンソースCMS=48%,商用CMS(国産)=26%,商用CMS(海外製)=22%,スクラッチ・その他CMS=4%5言語以上:オープンソースCMS=42%,商用CMS(国産)=25%,商用CMS(海外製)=32%,スクラッチ・その他CMS=0%Webサイトの多言語化対応調査2言語:67.5%,3言語:11.3%,4言語:3.1%,5言語:1.6%,6言語:0.9%,7言語以上:4.0%,1言語(日本語のみ):11.5%対象:東証プライム企業のコーポレートサイト 2023年5月

多言語サイトのCMS選定ポイント

多言語サイトの構築・運用において、CMSを選定するポイントは以下です。

  • 多言語サイトの効率的で柔軟な管理
  • 管理画面の多言語対応
  • 共通で使う画像、用語の一元管理
  • 大量のコンテンツに対応できる高い処理性能
  • グローバルな組織に対応したユーザー管理
  • 翻訳管理ツールとの連携

複数の言語を効果的に処理できるCMSを選定することで、多言語サイトの構築・運用を効率化できます。

多言語サイトのCMS導入状況調査
調査内容

東証プライム企業の保有するコーポレートサイト(多言語)のCMS利用状況

調査対象サイト数

東証プライム上場企業 1,834サイト

調査方法

各社のサイトを訪問して確認(検出ツール利用)、一部関係者に取材

調査年月

2023年5月

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