【2024年12月調査】検索エンジンシェア率のランキングと推移(日本・世界)

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日本国内と世界全体のPC・スマホ(スマートフォン・携帯)・タブレットにおける検索エンジンシェア率/使用率のランキングと推移について、2024年12月の調査結果をご紹介します。

参考:Statcounter Global Stats Search Engine Market Share

日本国内と世界全体の検索エンジンシェア
本記事のポイント
  • 日本・世界ともにGoogleのシェアが圧倒的に高い
  • 日本のPCでは世界に比較しBingシェアが高い
  • 世界のPCではGoogleがやや低下傾向、Bingはわずかに上昇
  • 日本ではPC・スマホ・タブレット共にYahoo!の低下が継続

検索エンジンシェア率ランキング(PC)

2024年は年間を通し、日本、世界共にランキングに変動はありませんでした。
ただし、日本では世界に比較しBingのシェアが高い特徴があります。

検索エンジンシェア率ランキング(日本・PC)

2024年12月は、Googleはほぼ変わらず、Bingはわずかに上昇しました。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google75.4%75.8%65.1%74.7%
2位Bing17.1%15.9%28.0%15.8%
3位Yahoo!6.0%6.8%5.8%8.0%

検索エンジンシェア率ランキング(世界・PC)

2024年12月は、GoogleBingYahoo!共に9月とほぼ変わらないシェア率でした。
日本よりもGoogleのシェアが高い特徴があります。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google79.1%79.6%80.4%82.0%
2位Bing11.9%11.8%11.6%10.5%
3位Yahoo!3.0%3.2%3.1%2.7%

検索エンジンシェア率の推移(PC)

日本・世界ともにGoogleのシェアが圧倒的ですが、Bingも長期的に上昇しています。
日本では2024年6月にGoogleBingのシェアが大きく変動しましたが、その後は落ち着いています。日本のYahoo!のシェアは減少が続いており、世界と同様のシェアに近づくと予想されます。

検索エンジンシェア率ランキング(スマホ)

スマホについてもPCと同様、年間を通しランキングに大きな変動はありませんでした。

検索エンジンシェア率ランキング(日本・スマホ)

2024年12月は、Googleがさらに上昇し、Yahoo!は逆に下降しました。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google86.3%84.1%85.1%81.1%
2位Yahoo!11.0%13.7%12.7%16.6%
3位Bing0.8%0.8%0.8%1.0%

検索エンジンシェア率ランキング(世界・スマホ)

2024年12月も、GoogleBingYahoo!のシェアに目立った変化はありませんでした。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google93.9%94.2%95.2%95.3%
2位Bing0.8%0.8%0.7%0.5%
3位Yahoo!0.7%0.6%0.5%0.5%

検索エンジンシェア率の推移(スマホ)

PCと同様に、日本・世界ともにGoogleが圧倒的です。日本国内ではGoogleが上昇し、Yahoo!は逆に低下が続き、2025年は10%を切ると予想されます。

検索エンジンシェア率ランキング(タブレット)

タブレットについても、PC・スマホと同様に、年間を通しランキングに大きな変動はありませんでした。

検索エンジンシェア率ランキング(日本・タブレット)

2024年12月は、Googleが上昇し、Yahoo!Bing共に下降しました。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google83.6%80.8%81.4%76.2%
2位Yahoo!11.2%13.5%13.0%17.6%
3位Bing3.1%4.0%4.1%4.5%

検索エンジンシェア率ランキング(世界・タブレット)

2024年12月も、Googleのシェアが圧倒的で、大きな変動はありませんでした。

検索エンジン名2024年12月2024年9月2024年6月2024年1月
1位Google89.5%90.3%91.5%91.0%
2位Bing5.5%5.0%4.8%5.0%
3位Yahoo!0.9%0.9%0.9%1.0%

検索エンジンシェア率の推移(タブレット)

PC・スマホと同様に、日本・世界ともにGoogleが圧倒的なシェア率を維持しています。日本国内ではスマホ同様に、Googleの上昇、Yahoo!の下降が続いています。Yahoo!は2025年には10%を切ると予想されます。

検索エンジンシェア率/使用率についてのFAQ

  1. 検索エンジンとブラウザの違いは何ですか?

    検索エンジン はインターネット上にある多数のWebページから、インターネットの利用者が求めている情報を探し出すためのWebサービスです。一方でブラウザ はWebページを表示するためのソフトウェアです。検索エンジンは通常、ブラウザまたはWebページを介してアクセスされます。

  2. Googleの利用率は世界と比べて日本はどうなっていますか?

    PC・モバイル・タブレット共に日本でもGoogleは圧倒的ですが、世界全体と比較するとやや利用率は下がります。PCではBing、モバイル・タブレットではYahoo!の使用率がGoogleの次に高くなっています。(2024年12月)

  3. ヨーロッパの検索エンジンシェア率はどうなっていますか?

    世界と同様にGoogleがPC・モバイル(スマホ)・タブレット共に長期にわたって圧倒的なシェアを占めていますが、スマホにおいてbingのシェアが非常に低い特徴があります。
    PCではGoogleが低下傾向(約78%)にあり、bingは増加傾向(約12%)にあります。スマホはGoogleが圧倒的(約96%)で、Bingは1%未満です。タブレットはGoogleが圧倒的(約92%)ながら低下傾向にあり、bingがわずかに増加傾向(約5%)です。(2024年12月)

  4. アメリカ(米国)の検索エンジンシェア率はどうなっていますか?

    Googleが圧倒的なシェア(PC:約75%、モバイル(スマホ):約95%、タブレット:約85%)を占めている点は、世界全体やヨーロッパと同様ですが、アメリカの特徴として、PC・タブレットでBingのシェア率が高い(PC:約18%、タブレット:約12%)傾向が挙げられます。(2024年12月)

  5. 中国、台湾、香港の検索エンジンシェア率はどうなっていますか?

    中国では、PCでBaiduが2019年2月の約70%から約28%まで低下し、逆にBingが上昇し約53%に増加しました。Googleが非常に低い点が、中国検索エンジンシェアの特徴です。
    モバイル(スマホ)もBaiduが低下し(約58%)、Bingが上昇(約26%)、タブレットも変わらずBaiduが約45%に低下、Bingは約48%に上昇し1位となりました。
    台湾香港は、中国と異なりGoogleが圧倒的で、PC、モバイル(スマホ)、タブレットの順で、台湾が約72%・約92%・約97%、香港が約82%・約93%・約97%です。
    台湾検索エンジンシェアの特徴として、PCでYahoo!のシェア(約15%)が高く、Bing(約13%)を上回っている点が挙げられます。(2024年12月)

  6. 韓国の検索エンジンシェア率はどうなっていますか?

    韓国は、2021年頃からGoogleが下降する一方で、NAVERが上昇しています。
    GoogleがPCで約58%、モバイル(スマホ)で約34%、タブレットで約56%です。
    NAVERが同じく約28%、約64%、約40%です。スマホにおいて、NAVERGoogleを大きく上回っている点が韓国検索エンジンシェアの特徴です。(2024年12月)

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